カナダに住んでた頃、ほんとに青空文庫ばっかり読んでました。

 やたらと長いバスの待ち時間や、2~3時間何もない所で過ごす中空き休憩時間。
そうした空き時間に無料で読める青空文庫はめちゃくちゃ有難かったです。
しかも内容が特濃ときたもんだ。最高!


カナダで読んでたときに、心に深くのこった文章を備忘録したブログも作ってたんですよ。
tumblerの方で。ちょっとそこから引用していこうと思いますよ。

変遷を観る。

ほんと、青空文庫の自分メモ用に作ったサイトです。

青空文庫で触れる、時代の思想

http://bouzz0021hensen.tumblr.com/post/64373835371/昭和十六年-岸田國士-日本人としてのたしなみ


こうした時代の思想に触れる事が出来るってなんか楽しいじゃないですか。日本を作ってきた人たちの当時の言葉。けっこう偏った意見が多かったりしますけど、それで良いと思うんですよね。

万人受け狙った言葉より、己の想いをドーンと表現しないと心に残らないじゃないですか。今も昔も。 

http://bouzz0021hensen.tumblr.com/post/64373437940/大正十五年-岸田國士-大正風俗考

こうした多くの随筆が読みまくれるワケです。これはいいぞ。面白い。

なんだかんだで人間の考える事は時代が違えども似たような事多いもんですからね。
大正時代の人が言うことだって、今も「ですよねーーー」みたいに共感できる事もあります。

こうして、大正時代の人の残した言葉と遊ぶのも一興ってモンですよ。思いもよらぬ発見があったりするし。
http://bouzz0021hensen.tumblr.com/post/64373111897/淡島寒月-明治十年前後

たとえばこの明治十年前後に書かれる一節。

明治時代にアメリカに行くときでさえ、アメリカへ行く自分は日本の事をどれだけ知っているのだろう?って考えてるワケですよ。

今でもそうですよね?留学行く人、ワーホリ行く人、どれだけ日本の事知ってますか?
留学先、ワーホリ先で、日本の事は間違いなく聞かれますからね。その時に、どれだけ自国の文化について語れるか?

自国の伝統文化にこんなに興味の無い人種って珍しいと思うんですよねー。カナダは多国籍国家なんで色んな人種がいるんですけど、みんな自分のオリジンは大切にしてましたもの。

青空文庫で触れる、着物が生きていた時代の話
 
洋服でも和服でも、衣類としての意味合いは同じ。同じ服なのに、人によっては捉え方が大きく違う。
日本人にはキモノのみが美しいわけではない。

http://bouzz0021hensen.tumblr.com/post/61648799394/昭和十八年-坂口安吾-日本文化私観

浴衣ひとつ。と言っても、風情あった江戸の浴衣はもう大正時代には滅びてしまっていた。と語られています。
大正時代に滅びてしまったのなら…現代の浴衣は???

私は浴衣の変遷の中で、現代浴衣が毎年消耗されてユニクロやイオンがファストファッションのノリで作って消費し捨てられる。

レンタル浴衣とかみたいなポリのインクジェットでも、ユカタはYUKATAですもの。色んなカタチがあって然るべきだと考えてますよ。

そんな中でもしっかりした染めで、人が想いをこめて仕立てた浴衣は無くならないと信じてます。それが無くなるのって寂しいですよ。
http://bouzz0021hensen.tumblr.com/post/61283279446/大正十二年-木村荘八-東京の風俗より抜粋

現代でも真夏の暑い日にスーツ着こんで汗だくで営業に出てるサラリーマンの方々いますよね。
ほんとにお疲れ様です。私にはとても出来ません。っていうか、なんで真夏なのに厚着してるんだろう?

http://bouzz0021hensen.tumblr.com/post/60528129286/大正五年-永井荷風-洋服論

この洋服論の一節。これなんて凄く面白いですよ。和洋折衷の頃の話。頑張って欧化しようとしてたのが見えます。ううむ。
http://bouzz0021hensen.tumblr.com/post/62314317984/大正五年-永井荷風-洋服論


青空文庫はkindleでも読めるし、専用アプリでも。

kindleの端末があるならそれでもOKです。kindleはやっぱり電子書籍をがっつり読む人にはオススメですよ。
まぁ、kindle端末はamazonプライムの会員特典あってナンボな気もします。

青空文庫読むだけなら別にkindle端末である必要も全くないんですけどね。
電子書籍つながりとして、一応オススメしておきます。

こうして毎日なにかしらセールしてたりするので、ちょっとお得に電子書籍買えるんですよね。
移動の合間にちょっと読書とかなら、お手持ちのスマホで十分かなぁ。

amazonのPCサイトからkindle本で「青空文庫」探したらいくらでも出てきます。
スマホのkindleアプリから「青空文庫」で検索してもそれもう凄い量が出てきますよ。

ipadとかスマホでも、専用アプリありますからそちらもオススメです。
 i読書とかとか、探すと結構でてきます。


 
なんといっても無料で読めますからね。無料アプリをダウンロードして、無料で青空文庫を。

全部読もうと思っても不可能なくらい蔵書ありますから青空文庫。気長にコツコツと読み進めてみるのもいいかも知れませんよ。

新書ばかりじゃなくて、先人たちの知恵に触れてみるのは如何でしょうか?