百姓。

日本 においては当初は中国と同じ天下万民を指す語であった。しかし、古代末期以降、多様な生業に従事する特定の身分の呼称となり、具体的には支配者層が在地社会において直接把握の対象とした社会階層が百姓とされた。この階層は現実には農業経営に従事する者のみならず、商業や手工業、漁業などの経営者も包括していた。だが、 中世 以降次第に百姓の本分を農とすべきとする、実態とは必ずしも符合しない農本主義 的理念が浸透・普及し、明治 時代以降は、一般的に農民 の事を指すと理解されるようになった。
出典 wikipedia
色んな事をしてお金を稼いでいきますよ。
農業もするし、飲食店もするし、バイトもします。色んな事をします。

カナダで強烈にイメージ着いた生き方を実践したい。



カナダから帰国して勤めた会社はブラックでした。

カナダから帰国して、さて仕事をせにゃいかん。食の仕事をしたい。
とかでハロワに行って仕事探してると
大豆問屋ってのがありました。

SOY-BEANS-b

豆腐や味噌、醤油の原料!!
日本の食卓を支える素晴らしきJOB! ワォ!

名前からして興味をそそられたので、コレにしよう。めっちゃおもろいやん。
と面接してきました。

あっさり採用されて2015年1月より勤務。


ハロワの求人票には残業は月10時間。
8:30から17:30まで。

って記載されてましてね。面接のときにも確認しました。

わたし「残業はどのくらいありますか?」
元帝国軍人「ウチの会社は残業なんか、ない!」

おお!これは素敵。

勤務初日。8:30に出社するのかと思ってたら、「8時にきてね」と上司。

・・・ん?

以降はずっと8時。
仕事終わりは19時でした。最初はね。


 
ピラミッド建設できるんじゃないかって激務。激務。

大豆をトラックで運んで、納品する。配送業ですね。シンプル。
移動はトラックですけど、積み込み、荷降ろしは手作業。1袋30kgです。それを200袋とか400袋とかです。たまに1袋60kgとかもありました。


地方からくる国産大豆10tトラック~20tトレーラーだったり、
海上コンテナ20tなどを会社の倉庫に荷受けするんです。


午前中に。
10tトラックの荷台から手でパレットに積む。それから自社倉庫にフォークリフトで格納。

1時間とかで10t分の袋降ろして、はい次は20t海上コンテナ…

一日に20t~60tの荷受けがありました。ちなみに、コレは午前中の仕事です。
(ちなみに元帝国軍人は荷受けなんか仕事じゃない。と仰ってました。売るのが仕事だ、と。)


なにこの筋トレ。
先輩たちは黙々とこなしてましたけど、どんな体力してるんだバケモノです。
私含めて6人の社員。この人数の4人とか5人でやるんです。


荷受け終わったら、配達です。
朝イチからの激務で疲労困憊の身体に鞭を打ち、自分のトラックに積み込み。
こんなに積めるのか…ってくらいパンパンに積んであちこちへ。


30kgの袋を担いでダッシュですよ。なんじゃそりゃ。

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まぁ身体中の筋肉が悲鳴を上げてましたよ。腕は筋肉使いすぎて内出血するし。

指は曲がらなくなってくる。爪の両サイドは力の入れすぎて血豆が出来る。

膝が震える。そりゃ30kgを担いで歩きまわりダッシュしたりしてたらそうなります。



そんなこんなで4か月くらいしたら、一人クビになりましてそこからは仕事終わる時間も21時とか普通になりました。
朝は7時半とかに出社して荷受けの前に積み込み…

7時半に~21時(22時のときも)
これ、ずっと肉体労働ですよ。重労働。

よくトラック運転中に居眠りとかしなかったなーと思います。
無事に辞めれて良かった。生きている喜びですよ。ほんと健康なまま辞めれて良かった。


日々の激務にいつしか思考停止状態に。

ずっとこんな日が続いていたので、思考停止状態に陥ってましたよ。
カナダで学び得たモノも記憶の片隅に追いやられてました。

考えられなかったんですよね。身体がしんどすぎて。つらすぎて。
毎日14時間も30kgの袋を朝から晩まで運んでたら頭動かないです。



嫁さんは「見てられないので、早く辞めろ」と言い続けてくれましたけど、

私は「お金ガーオカネガー」となかなか踏ん切りがつかずにいました。
カナダで見てきた景色も忘れてしまってたんですね。




そんな中の活路。地方移住という道

逃げ出す。という捉え方でも良いと思います。都会から逃げ出す。会社から逃げ出す。

表現はどうあれ、正社員を辞めて、地方に移住する、という事実は同じ。


ああ…こりゃ自分は間違ったな、と。いやほんと、どんな仕事でもしんどいのは事実ですよ。
けどね、限度がありますって。マジで。
昨年一年で改めて思ったです。日本のサービス残業とかいう概念はどうにかした方がいい。

きっかけはカナダ暮らしの頃にぼんやり考えてた地方移住。

連休を使って鳥取に行ってみたんですよ。京都市とあまりに違う景色にショックを受けました。

夫婦で感じた第一印象は「日本にもこういう土地があるのか。」でした。

ああ、もうこの道しかないな。と決断。

都会より給与は減るでしょう。
けど生活コストが格段に下がるワケですから、問題無いですよね。
田舎だから仕事が無い。けど、自分で作れば問題ありますまい。今迄この発想が無かった。

社畜でしたね。雇用される。って感覚しか無かった。

地方で活躍してる先人たちは、ことごとく何かしら自分の手で稼いでます。

我々の歩む道を見出したりっ!と光明を得ました。



過ちて改めざる、これを過ちと云う。

カナダで感じた世界の広さ、生活の在りよう。
帰国後に嫁さんと語った夢や希望。

そうしたものが日々の仕事に忙殺されている事に気付きました。

鳥取に移住という選択肢を得たので、気付けたのかも知れません。環境を大きく変える。この効果を我々は知っています。カナダ暮らしが教えてくれました。


「嗚呼、これはマズい。」
 
なので、とっとと辞めました。決めたら一瞬。

嫁さん はずっと「はやく辞めろー」と背中を押してくれてたので、実に気持ちがいい。
祝杯をあげました。一年間よく耐えたものだ我が肉体よ。お疲れさま私の筋肉ッ!



仕事を辞める。って悪い事じゃないよ。


この点については日本の社会はおかしい。
一日14時間もヒイヒイ辛い思いして、帰宅後は疲れて寝る。

なんのために生きてるのかわからなくなりますよね…イヤーーーー!

家庭を大事にしましょう。自分の人生を大事にしましょう。

サービス残業で毎日5時間も使ってるんですよ?
例えば健康のために禁煙して、何時間寿命が延びるんですか?
あなたの1時間ひどければ5時間は毎日サービスで会社に無償で差し出してるって事ですからね。
無給で。サービスで。

人生って有限ですからね。人は死にますよ。明日死ぬかもしれないんです。

わたしは両親の死でコレをイヤってほど痛感しました。それも思い出しました。

わたしはブラック企業に人生を使えるほど暇じゃないって、思い出しました。

わたしはそんなのはイヤです。なので辞めました。


もう自分に対して、よく決断した!おめでとうございます。ですよ。五体満足で辞めれて良かった!バンザーイ!